ダート競馬の最高峰G1レース、フェブラリーステークス

フェブラリーSは、2月に東京競馬場で実施されるダート1600メートルのG1レースです。 ダート競争充実のため、1984年に新設された格付けG3のフェブラリーハンデキャップが前身で、1994年にはG2へと格上げされると共に、ハンデ戦から別定戦へと変更、フェブラリーステークスへと改称されました。

1997年からはG1レースとなり、2007年以降は国際G1レースとして施行されています。 直線の長いコースで行われることもあり、ダート競争としては珍しく差しや追い込みが決まることも多く、他の競馬場で行われるダート競争とは全く違った特徴を持っているため、普段は指し届かないような馬にも注意する必要があります。

2012年からはレーティング上位馬5頭が優先的に出走できるようになったほか、2014年以降はトライアル制度が設けられ、同じ東京競馬場の1400メートルダートコースで実施される根岸ステークス勝ち馬や、中京の東海ステークス勝ち馬には優先出走権が与えられます。